五十肩
五十肩
原因が良くわからず、肩が上がらなくなったものを、ひっくるめて五十肩といっていますが
「五十肩」正式には癒着性関節包炎です。
五十肩の発症原因
副腎系ホルモンのバランス変化が大きな原因です。それゆえ、この五十肩は更年期性疾患です。人は50歳代になると例外なく内分泌代謝のバランスの変化を行います。特に、副腎皮質系ホルモンは顕著に変化します。そして、筋肉の内的状況もこのとき大きく変化します。だからといって、全員が発症するわけではありません。その人にとって、許容しえる限界を超えたときに発症します。それゆえ、五十肩は、代謝性の原因であるにかかわらず、発症する人と、しない人や、不幸にして発症した人でも、症状の程度に大きな個人差があります。
五十肩は周りの筋肉が単純に硬縮しているわけではなく、関節包の癒着により制限がかかっています。そしてこの制限は二つの方法でなされています。一つは、上腕骨頭の前方への移動、もう一つは、上肢帯筋群の閾値低下です。つまりわずかな刺激での筋緊張の継続状態であり、言い換えれば、シナプス遅延性の速まりであり、痛みの発生です。
関節包の癒着は物理的な力ではほとんど効果が期待出きません。痛みを感じると一層の筋緊張が襲い、逆に症状の悪化を招く可能性が高まります。したがって、理学的手段に徹しなければなりません。筋や神経のフィードバック制御のメカニズムにのっとったもでなければ効果は出ません。筋はたとえ微弱な刺激であっても筋紡錘や腱紡錘などいわゆる固有受容器を通れば、刺激は正確に中枢へ伝わります。副腎皮質系ホルモンにインパクトをかけるには微弱で十分です。
したがって
五十肩の施術のポイントは、
無痛での関節包の癒着解消です。
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