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半身浴で疲労回復 リラックス

cloud現代人の入浴事情 半身浴で疲労回復、リラックス

2009年9月11日   提供:毎日新聞社

現代人の入浴事情:半身浴で疲労回復、リラックス

 東京ガス(本社・東京都港区)のシンクタンク「都市生活研究所」が昨年、首都圏の20~80代の男女1050人に実施した調査「現代人の入浴事情2009」によると、夏の入浴をシャワーだけで済ませる人は「夏はシャワーのみ、夏以外は浴槽」も含めると約43%。若い世代ほどその割合が高く、20代では57%、30代で56%が「夏はシャワー」と答えた。理由として「暑い時はお湯につかりたくない」が半数を超え、▽シャワーで十分▽面倒だ▽時間がない▽光熱費がもったいない▽浴槽の掃除が面倒、と続いた。

 同研究所の興梠(こおろき)真紀・主幹研究員によると、浴槽入浴は水圧で末梢(まっしょう)血管の血流が良くなり、浮力によって腰や背中の疲労も取れる。

 リラックス効果は、ぬるめの湯をみぞおち付近まで張ってゆっくりつかる「半身浴」が高い。湯温37~39度だと副交感神経が優位になるが、40度以上の熱めの湯では交感神経が刺激されてしまい逆効果だ。

 半身浴の場合、上半身は湯につからなくても、温められた血液が体を循環することで内側から温まる。同研究所の実験では、39度20分間の半身浴は、41度5分間の全身浴に比べて血流量が3倍にもなった。風呂上がりの汗が気になる人は、発汗量を抑える効果がある「ハッカ湯」などの薬湯が効果的だ。(m3.comより)

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