骨粗鬆症、ビタミンD3
ビタミンD3って知ってる?
●カルシウムといえばビタミンD |
カルシウムは食べただけでは骨にはなりません!ビタミンDの活躍がなければ、有効に利用されないのです。食物から摂取されたビタミンDや紫外線をあびて皮膚で作られたビタミンDは体内で活性化され、この活性型ビタミンDがカルシウムの吸収を高めたり、血液中のカルシウム濃度を一定に保つなど、骨にとってプラスのさまざまな働きをしています。
●ビタミンDは何からとれるの? |
ビタミンDも実は不足しがちです。食品ではシイタケやキクラゲなどの茸類とサケやカジキなどの魚類に多く含まれています。閉経によって女性ホルモンの分泌が低下することの他に、カルシウム不足とビタミンD不足が日本人女性が骨粗鬆症になる原因と言われています。また、食事からのビタミンDが不足したり加齢に伴い肝臓や腎臓での活性化が弱まったりすると、活性型ビタミンDができなくなります。そのため腸管からのカルシウムの吸収量が減り、これが加齢による骨量減少の原因の1つと考えられています。
●ビタミンDは普通のビタミンとは違います。 |
ビタミンDはビタミンという名前はついていますが、おなじみのビタミンAやCなどとは少し違い、栄養素というよりホルモンの1種としての性質を持っています。
ビタミンDはそのままでは有効に利用されず、肝臓、次いで腎臓での活性化の過程を経て活性型ビタミンD3となり、はじめてさまざまな働きをしてくれます。
●ビタミンDは骨を丈夫にしてくれます。 |
活性化されたビタミンDの働きを一言でいうと、体内でのカルシウムの利用を高めるということ。すなわち腸でのカルシウム吸収や骨でのカルシウム代謝に作用し、血液中のカルシウム濃度やリン濃度を一定に保つ働きをしています。
ですからビタミンDが不足すると、体内でのカルシウム代謝が乱れてしまい、子供ではくる病、大人では骨粗鬆症などの骨の病気を起こしやすくなります。
骨を丈夫にするためには、カルシウムばかりでなくビタミンDが重要といわれるのは、このためです。
●ビタミンDは皮膚でもつくられます。 |
ビタミンDは食物から吸収されるばかりでなく、紫外線をあびることにより皮膚でも合成されます。その作用のメカニズムは複雑ですが、適度な日光浴は骨にもプラスということを覚えておきましょう。
|
腰痛・坐骨神経痛を解消したい方へ
土日・祝日も営業 開業25年の信頼と実績 鶴見駅より徒歩4分 平日20時まで営業 体験談多数掲載中