骨粗鬆症の見つけ方 - 横浜市で腰痛 坐骨神経痛解消の整骨院

あおぞら整骨院

腰痛・肩こり・頭痛コラム

骨粗鬆症の見つけ方

sun1. 若い頃(20代)より身長が低くなっていませんか?

骨がもろくなると胸から腰へと重なりあっている背骨が上からの重さを支えきれなくなり圧迫骨折といって潰れてしまいます。

その潰れ方、潰れる場所によって背中が丸くなったりします。若い頃と比べて背が低くなっているのであれば、背骨の骨折や変形の有無を調べる必要があります。

1つの椎体で圧迫骨折がおこると、身長が0.5~1cm低くなります。それらが進行すると背中が丸くなってくることがあります。

2. 背中が丸まってきていませんか?

背骨が圧迫骨折を起こして背中が丸くなると、美容上も気になりますが胃腸などの内臓が圧迫され、胃もたれ、胸やけを起こすことがあります。

また息苦しさを感じる場合もあります。内臓そのものの病気と区別するためにも、背骨の骨折や変形の有無を確かめる必要があります。

3. 腰痛や背中が痛むことがありますか?どんな時に痛みますか?

骨粗鬆症の患者さんでは転倒によってもそうですが、日常の動作(立ち上がる、洗面の動作、物を持ち上げる)でも圧迫骨折が生じ、それに伴って急激な痛みがあります。

腰痛には急性と慢性の痛みがあり、急性の痛みの場合には脊椎圧迫骨折によるものが多く、慢性の痛みは骨折後の脊柱変形やそれに伴う筋緊張によるものがあります。

背骨の圧迫骨折が原因であるか、別の病気によって痛みを引き起こしているのか分かりませんので検査する必要があります。

骨折が原因の場合、動かさずに静かにしていれば痛みはやわらぎます。

安静にしていても痛みがひどい場合には別の病気が原因であるとも考えられます。

骨折による痛みは長くても2ヶ月位でおさまりますので、それ以上続く場合には骨折部の痛みというより、周囲の筋肉や背骨の変形が原因で痛んでいると考えられます。

4. 家族(親・兄弟・姉妹)の中に骨粗鬆症と診断された人がいますか?

人間の骨量は20~30代で最大になります。

また骨量の最大値は遺伝も関係しているといわれています。

母親や姉妹などの家族で骨粗鬆症の方がいらっしゃったら十分に気を付けて下さい。

しかし遺伝による影響はそれほど強力ではなく、その後の食事や運動による努力で十分に克服できます。

5. カルシウムをたくさん取っていますか?

骨粗鬆症の予防の第一はカルシウム摂取です。

日本人のカルシウム摂取量はまだまだ足りていません。

しかし、牛乳やチーズが苦手で、どうしてもカルシウム摂取がむずかしい…と思われている方でも、大豆・豆製品、小魚・海草類、緑黄色野菜からもカルシウムを摂ることができます。

骨粗鬆症を予防するには1日800mgのカルシウムを摂取するように心がけましょう。

. ビタミンD製剤やカルシウム製剤を飲んでいますか?

ビタミンD製剤、カルシウム製剤、カルシウム強化食品がたくさん市販されています。すでにこのようなサプリメントを常用している場合には先生に伝える必要があります。

骨粗鬆症を治療する薬の中には「活性型ビタミンD3製剤」があり、これはカルシウムの吸収を高める薬です。

この薬剤の副作用として高カルシウム血症、高カルシウム尿症を起こすことがありますが、カルシウム製剤やビタミンD製剤を重複して服用している場合にその可能性が高くなります。

また知らないうちに他の病院でも同じ様な薬をもらっている場合がありますので、「骨の薬」を他の病院でもらっている場合にも先生に知らせる必要があるのです。

7. 定期的に運動していますか?

食事でカルシウムをたくさん摂るだけでなく、それを骨に取り込むためには運動が必要です。

骨に力を加えるとカルシウムを呼び寄せる電気が発生することがわかっており、また骨の中の血液の流れがよくなることで骨をつくる細胞が元気になります。

散歩や買い物など、なるべく歩くようにしましょう。ただし、歩きやすい靴をはいて転ばない様に注意して下さい。

カルシウムは吸収率の低い栄養素ですが、ビタミンDを摂ることによって吸収を高めることができます。

ビタミンDは食べ物にも含まれていますが、日光浴でも増やすことができます。骨を丈夫にするためには日光浴をかねて夏なら30分、冬でも1時間程度歩けば十分です。

9. 骨折したことがありますか?

通常の骨折は強い外力によって生じますが、骨粗鬆症の骨はちょっとした力でも折れてしまいます。

骨粗鬆症患者さんでは日常の動作や転倒によって簡単に骨が折れるのです。

手足の骨折はほとんどの場合、転ぶことによって生じます。

そのため、転ばないことが大切です。

案外、家の中で転ぶことが多く、例えば朝起きてトイレに行くときにつまずいたり・・・といった例が多いので、家の中でのちょっとした段差などに気を付けることも大切です。

10. 月経はありますか?

閉経による女性ホルモン(エストロゲン)の欠乏により更年期症状と共に骨量の急激な減少がおよそ閉経後5~10年間継続します。

女性ホルモンは骨からカルシウムを溶け出すのを抑える働きをします。

そのため女性ホルモンの分泌が低下すると骨量が減少してしまいます。

女性なら誰にでも起ることで、やむを得ないともいえますが、食生活や運動に気を付けていると急激な骨量減少が防げますので是非こころがけてください。(m3.comより)







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