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女性なら誰でも子宮頸がんになる可能性が

rain子宮頸がんてどんな病気

子宮がんは、がんができる部位によって「子宮頸がん」と「子宮体がん」に分けられます。この2つは原因やなりやすい年代も進行の仕方も異なる、全く別の病気です。子宮頸がんは、子宮の入り口部分にできるがんで、がんの原因や発がんの過程がはっきりと解明されている唯一のがんです。

子宮頸がんは日本では上皮内がんと呼ばれる初期のがんも含めると、毎年約15,000人がかかり、約2,500人が亡くなっています。特に最近では20~30歳代の若い女性に急増しています。

子宮頸がんはがん検診により、ほぼ100%予防できるがんですので、若くして子宮を失う、命を落とすということにならないためにも、定期的な検診が必要です。

子宮頸がんの原因

子宮頸がんは原因がはっきりとわかっているがんです。子宮頸がんの原因はヒト・パピローマウイルス(HPV)というウイルスです。このことを発見したドイツのツア・ハウゼン博士が昨年(2008年)ノーベル賞を受賞しました。

このヒト・パピローマウイルス(HPV)は性交渉により感染します。一度でも性交渉の経験のある女性であれば、その回数、期間、人数に関わらず誰でも感染の可能性があります。感染自体は風邪のウイルスと同じようにごくありふれたものです。

ヒト・パピローマウイルス(HPV)に感染しても多くの場合は、その人の免疫力 によってウイルスが体内から消失しますが、10人に1人くらいはウイルスが消失せずに感染が長期化(持続感染)することがあります。その場合、「異形成」と呼ばれる細胞の形が変化した状態になることがあります。異形成になっても多くは、やがてウイルスが消失し、元の正常な状態に戻ります。しかし中には細胞の変化が強くなり、さらに進むとがん細胞に変化することがあります。

つまり、子宮頸がんとは誰もが感染するヒト・パピローマウイルス(HPV)の感染が消失せずに長期化したときに起こる病気なのです。

ウイルスに感染してからがんになるまでは平均で10年以上かかります。がんになる前には長期間、細胞が変化した状態が続きます。この間に発見して治療してしまえば、子宮頸がんは容易に防げるのです。

子宮頸がんの症状チェック

子宮頸がんになっても初期は自覚症状がほとんどありません。このため自覚症状では子宮頸がんはわかりません。
がんが進行すると、月経でないときの出血や、性交渉の際に出血などがみられることもあります。
以下の様な症状がみられたら、異常がある可能性がありますので必ず産婦人科を受診してください。

  • 性交時、月経時以外の出血
  • 茶褐色、黒褐色のおりものの増加
  • 月経の量が増える、長引く
  • 排泄障害(頻尿、排尿排泄の困難)
  • 下腹部や腰の痛み

もし、子宮頸がんになってしまったら

子宮頸部がんの初期は、無症状なので気づかないことが多く、そのまま進行してしまう危険性があります。初めて検診を受けるまでその事実を知らずに、気づいた時にはかなり進行し、手遅れということには絶対なりたくないですよね。
もし万が一、子宮頸がんが進行してしまい、手術をして治療が間に合ったとしても「子宮を失う」「手術痕が残る」「長い闘病生活(再発や後遺症)」など、女性にとってとても辛い結果となってしまう可能性があります。また、子宮頸部には多数の小血管やリンパ管がありますので、そこに癌が入りこみ、体の別の部位に転移することもあります。そのようなことにならないためにも、定期的にがん検診を受けることが必要です。(アスクドクターズより)

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