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唯一、予防できるがん

唯一予防できるがん

子宮頸がんは、ほぼ100%予防できるがんです

子宮頸がんは定期的に検診を受ければ、ほぼ100%予防できるがんといわれています。これは検診で前がん状態(異形成)を確実に発見し、治療することができるためです。つまり、子宮頸がんの検診は、「がんの早期発見」の為ではなく「がんの予防」の為の検診なのです。

胃がん、大腸がん、乳がんなどの場合、がん検診で発見できるのは早期のがんです。検診でがんになる前の状態を発見できるがんは子宮頸がんの他にはありません。このため、子宮頸がんは唯一、予防ができるがんとされています。

検診を初めて受ける年齢ですが、性交渉を経験してから3年経ったら、検診に行かれることをおすすめします。10代の半ばで性交渉を経験しているのなら、20歳になる前に検診を受診しても決して早すぎることはありません。厚生労働省でも2004年に、20代の若年者の子宮頸がんが増えているため、 子宮頸がんの検診開始年齢を30歳から20歳に変更しています。

子宮頸がんにならないためには、

子宮頸がんにならないためには、「検診を定期的に受けること」がとても重要です。

子宮頸がんには他のがんにはない予防に有利な以下の4つの特徴があります。

  • 原因がヒト・パピローマウイルス(HPV)の長期の持続感染であることがわかっています。
  • ヒト・パピローマウイルス(HPV)検査で原因ウイルスに感染しているかどうかがわかります。
  • 感染からがんに進行するまでに、平均10年以上の期間を要し、その間に長期間の前がん状態(異形成)が存在します。
  • 前がん状態(異形成)は検査で発見することができ、子宮の入り口を切取るだけの小さな手術で100%完治します。
前がん状態(異型成)とは
細胞が変化を起こした状態で、放置しておくとがんになる可能性がある段階。詳しくは、異形成はその程度により軽度異形成、中等度異形成、高度異形成に分けられる。軽度異形成はがんに進行するリスクはほとんどない。中等度異形成は約10%が初期がんに進行、高度異形成は約20%が初期がんに進行するとされる。

子宮頸がんは、定期的にきちんと検診を受けていれば、異形成で発見・治療することができますので、がんに進行してから発見されることはまずありません。異形成は100%完治します。

異型成の治療法
異形成の治療法は 「円錐切除術」が最もよく行われています。最近はレーザーや高周波メスの使用が主流で、子宮頸部の一部を円錐状に切除します。出血も少なく手術時間も短時間(15潤オ30分)で済みます。この治療法は子宮を切除することなく100%完治します。術後の妊娠・出産にもほとんど影響はありません。また、円錐切除術は膣側から手術をしますので、お腹を切ることはなく、お腹に手術痕がつくようなこともありません。
異形成はその程度に応じて軽いものから順に以下の3種類に分けられますが、治療するかどうかは程度によって異なります。
軽度異形成
ウイルスがその人の免疫力によって排除されると、異形成も自然に治癒する可能性が高いため、通常、治療の対象ではありません。
中等度異形成
状況によって、経過観察の場合もあれば、円錐切除を行う場合もあります。
高度異形成
がんへの進行リスクがあるため、円錐切除術を行いて治療します。
子宮頸がんの治療法
子宮頸がんになると、子宮を温存したまま円錐切除術で完治可能なのは初期がんのみです。それ以上進行している場合は子宮を摘出せざるを得ません。
子宮頸がんの「0期」は上皮内がんと呼ばれ、がんが粘膜層にとどまっている段階ですので、異形成と同様に円錐切除術で完治可能です。 「Ⅰa期」でも一部は円錐切除術で完治します。
子宮頸がんが進行した場合は子宮を摘出する「外科療法」や「放射線療法」、抗がん剤を投与する「化学療法」などを行います。
治療法の選択の際にはがんの進行度や妊娠・出産の希望なども考慮します。
[アスクドクターズより]

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