高齢者の転倒に慢性の筋肉痛が関与

2009年12月01日カテゴリ：整形外科疾患

文献：Leveille SG et al. Chronic Musculoskeletal Pain and the Occurrence of Falls in an Older Population. JAMA. 2009;302(20):2214-2221

慢性の骨格筋疼痛と転倒の関連性を70歳以上の高齢者749名を対象に2005年9月から2008年1月まで調査した。1029回の転倒が報告され、年間1人当たりの転倒回数は、2箇所以上の関節痛あり1.18、1箇所0.90、関節痛なし0.78。また最高三分位に当たる痛みの程度、活動の障害となる疼痛も転倒の割合を増加させる要因だった。

ビタミンD＋カルシウム併用、骨折予防に有効

2010年01月15日ソース：BMJ（論文一覧）カテゴリ：整形外科疾患（関連論文）

文献：The DIPART (vitamin D Individual Patient Analysis of Randomized Trials) Group. Patient level pooled analysis of 68 500 patients from seven major vitamin D fracture trials in US and Europe. BMJ. 2010;340:b5463

骨折予防効果に影響する患者特性を特定し、ビタミンD単剤またはビタミンD＋カルシウム併用の効果を明らかにするために、7件の無作為化試験の併合データ（68517名、平均年齢69.9歳）を解析。ビタミンDの10－20μg単剤は骨折予防に効果が見られなかったが、ビタミンD＋カルシウム併用では患者特性を問わず、骨折数が減少していた。

【あおぞら整骨院】の見解

適度な運動とバランスの良い食事、質の良い睡眠とストレスを溜めない生活（趣味などをして）が出来れば理想的です。