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手肩の痺れ/胸郭出口症候群/一般医療ニュース/あおぞら整骨院

胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)/一般医療ニュース(m3.com)より/あおぞら整骨院「胸郭出口症候群」を筋整復法で改善

運動や手術で症状改善 手肩のしびれ/4 あなたの処方せん/18

2010年10月28日   提供:毎日新聞社

あなたの処方せん:/18 手肩のしびれ/4 運動や手術で症状改善

 慢性的な手や肩のしびれが胸郭出口症候群かどうかを調べるには、いくつかの簡易テストがある。

 座った状態で、片腕を横にあげ、ひじを直角に上に曲げた状態で手首の脈拍を測る。その後、顔を腕と反対側に向けた時、脈拍が止まったり、弱まったりする人は同症候群の可能性がある。関西医大滝井病院(大阪府守口市)の齋藤貴徳教授は「ただし、このテストをした人の2、3割は脈が止まるため、同症候群でない人も含んでしまう。あくまでも『予備軍』」と話す。このほか、鎖骨の上のくぼみを強く押さえた時に強い痛みを感じるかを調べるなど複数のテストがあるが、いずれも確定的な診断には至らないという。

 同症候群と診断された場合でも、運動で筋肉を鍛えて症状を改善することができる。鍛える筋肉は肩甲骨や背中の周辺だ。両手を広げて寝そべり、1~2・5キロの重りを肩が床から離れるように持ち上げる(10回×3セット)▽両肩を耳の近くまで持ち上げ、左右の肩甲骨が近付くよう後方で引き寄せる(10回×3セット)--などの運動が標準的だ。半年ほど続けると8割はよくなるという。

 改善しなければ外科手術の対象となる。多くの場合は第1肋骨(ろっこつ)を部分切除するが、大阪府の学校給食調理員の女性(40)のケースのように大胸筋が、神経を圧迫している例もあり、この場合は大胸筋の一端を別の場所に付け替える手術をする。痛みやしびれが消えるまでは、発症していた期間によって異なる。女性の場合は、すぐによくなったが、半年ほどかかる人もいる。いずれのケースでも1年ほどのリハビリが必要だ。=つづく

[あおぞら整骨院]

胸郭出口症候群

胸郭出口症候群は上肢に抜ける神経の出口が小胸筋の硬縮により阻害され、それがために上肢に強い脱力と痺れを発する症状。

(現代医学的鍼灸治療より)

胸郭出口症候群の特徴

程度の差はあるがほぼ同時に両上肢に症状が出る。中期以降、多くの場合、手根管症候群を合併する。

胸郭出口症候群のなりやすい人

女性、猫背、なで肩、いかり肩、前かがみでの作業の多い方。

胸郭出口症候群は何故なるのか

発症の引き金は小胸筋の硬縮です。女性は乳房が存在しますので、ある年齢になるとそれが小胸筋に継続的な等尺圧をかけるようになります。猫背、なで肩、いかり肩の体型の方は圧迫度が大きくなり、その結果、いったん硬縮すると小胸筋の休まる姿勢がなくなります。

胸郭出口症候群の症状

程度の差は多少あるものの、両上肢にほぼ同時に症状がでます。最初は強い慢性の肩凝りから始まり、次に両腕のだるさ、最後に両手掌のしびれ、痛みです。この時点で、かなり握力が低下してます。この症状は進行性のもので、中期以降になると多くの場合、手根管症候群を合併します。

胸郭出口症候群の施術

小胸筋の硬縮の解消に伴う胸郭出口の確保に見合うように、腕神経叢の賦活をはかる。

筋整復法による。

胸郭出口症候群と間違いやすい疾患

頸椎症http://aozora-youtsu.com/2009/08/post1771.html,http://aozora-youtsu.com/2009/08/post-0630.html

頸椎椎間板ヘルニアhttp://aozora-youtsu.com/2009/07/post37e1.html

斜角筋症候群http://aozora-youtsu.com/2009/08/post-b964.html

初期の関節リウマチ ‐ 両方の手の朝の手指のこわばりは似てますが、関節の痛みと腫れと熱感をリウマチの場合は伴うので、関節リウマチの心配な方はリウマチ科か整形外科で検査をしてもらうとよいでしょう。

あくまでも、頸椎に問題がある訳ではありません。

胸郭出口症候群の臨床的見解

男性にも、前かがみで常に手腕に負担がかかる作業をしている方でありましたが、ほとんど女性で介護で介護者を抱えることが多いとか、乳児を母乳で育てているお母さんが特に多いです。

特に朝の起床時の両腕のだるさや腕の痛み、手のひらから指の痺れ、手指が強く握れないなど。

最近、パソコンや携帯など前かがみの姿勢になり易く、猫背の姿勢の方が多く、その為か慢性の肩凝りを有している方が多いのも現状だ。

胸郭出口症候群と他疾患の合併

斜角筋症候群は特にその傾向があります。肥満ぎみの人や急にウエストが太くなった人は斜角筋症候群になりやすいのですが、そういう人は猫背の方が多いからです。斜角筋症候群は肋間筋の筋機能低下、つまり筋肉が下がり斜角筋が牽引されて起こるのですが、胸郭出口にも多かれ少なかれ影響します。ただ問題がある所は違うので段階的に治療していきます。

問題のある所は、斜角筋症候群は肋間筋と前鋸筋、胸郭出口症候群では小胸筋です。

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