股関節の痛み:ももの前の痛みとももの横の痛みとの違い
腸腰部痛(腸腰部滑液包炎)ももの前痛と股関節痛(変形性股関節症)ももの横痛
腸腰部滑液包炎
この疾患は
内転筋群と大腿二頭筋の運動ポイントが一時的にズレ過ぎたことにより大腿四頭筋が本来の働きを十分にできなくなり、その結果、大腿四頭筋が床反力と体重心への対応が上手くできず、そのために同じ神経叢の支配下にある腸腰部構成筋群にモーメントが集中し、この筋群がオーバーワークになります。
こうなると関節防衛のための関節腔より過剰な滑液が腸恥包に溜まり、それが強い痛みをはっします
しかし、日常の一般の動きではこのようなことは起きません。
通常この疾患はスポーツに限定されます。が、
しかし、股関節疾患などにより大腿四頭筋や内閉鎖筋の運動キャパシティーが小さくなっている場合などでは、ことさら強い運動をしなくても発症するケースがあります。
腸腰部痛(鼠径部、前のもものつけ根の痛み)
http://aozora-youtsu.com/2009/10/post-e4ba.html
この疾患の治療指針は、内転筋の運動点を正常な位置に回復させることにあります。
股関節痛(変形性股関節症)
http://aozora-youtsu.com/2009/09/post-db26.html
鼠径部、前のもものつけ根の痛みは、股関節の痛みと間違われやすい所です。
股関節の痛みは外側の臀部側に痛みがでます。
股関節に疾患があると、大腿四頭筋の運動キャパシティーも小さいので、沢山歩いたり、前かがみで何かを長くしていると、ももの前のつけ根の痛みは出てきます。
ただ、股関節の原発の痛みは外側です。
腸腰部痛が解らず、改善ができぬままいると、ももの脱力感が出てきます。
そうなると、歩けなくなるんじゃないかと不安がつのります。
当院の症例で
腸腰部痛で腰の治療をし、電気と牽引を1年間、返って悪化、ももの脱力感で脚が重いスムーズに歩けないので、歩けなくなるのではと不安になりMRIを撮ったところ、たまたま腰椎にヘルニアがあって、これは手術しないと治らないと言われ、また不安に襲われ、当院に紹介で来ました。
問診と症状、生活習慣から、腸腰部痛と確信、難なく施術後はスムーズに歩けるようになりました。
不安から解放され、笑顔がになりました。
腰痛・坐骨神経痛を解消したい方へ
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