神経伝達物質/アセチルコリン - 横浜市で腰痛 坐骨神経痛解消の整骨院

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神経伝達物質/アセチルコリン

アセチルコリンの補充

 アセチルコリンを外から補充すれば、アルツハイマー型痴呆が治癒あるいは軽減されるのではないか・・・と、誰でも考えるでしょう。しかしそれほど簡単にはいきません。現在、世界中の研究機関でアルツハイマー病の研究が進められておりますが、外部からアセチルコリンを補充することはとても難しいのです。
なぜなら、脳は、自分の中に遺物が簡単に混入しないようなシステムを持っているのです。脳の周りを満たしている脳脊髄液に免疫グロブリンというものが少なく、細菌を食べる白血球もほとんどないため、もし外部から細菌などが侵入した場合、脳内であっというまに増殖してしまう危険があるためです。
それを防ぐために、脳の中には「ブラッド・ブレイン・バリアー」と呼ばれるものがあり、外部から異物を防いでいます。いわゆる防護壁のようなもので、日本語では血液脳関門とも言っています。
したがって、脳に良い栄養素をいくら飲んでもこの防御壁に阻まれているため、痴呆の治療のために外部からアセチルコリンを補充することは難しいとされてきたのです。ちまたで言われている「脳に効く」「頭がよくなる」と言われる食品や薬の多くも、実際にはこの血液脳関門に阻まれて、期待する効果が上がらない場合も多かったのです。
 ところが最近になって、この障壁を突破して脳内にアセチルコリンを補充し、脳を甦らせる物質が、ついに見つかりました。それは意外にも、私たちのすぐそばにある食物に含まれていたのです。

脳の障壁を突破!

 脳の障壁を突破して脳内にアセチルコリンを満たす物質、それは私たちが普段から親しんでいる食品、卵黄や大豆の中にありました。
 これらの中には、いくつかの種類があるコリンの中でも特に「ホスファチジルコリン」と呼ばれる物質で、これが脳の障壁を突破することが最近になって分かってきたのです。
 コリンの中でも、卵や大豆に含まれているリン脂質の一種であるホスファチジルコリンという物質だけは、腸の内部で細菌によって分解されることがありません。ホスファチジルコリンによってコリン濃度が上がった血液は、そのまま脳に運ばれ、脳内に運ばれたホスファチジルコリンは神経細胞内において、アセチルコリン合成酵素によって神経伝達物質のアセチルコリンとなるのです。さらにこの合成作業の際、ビタミンB12が加わればさらに酵素の働きが活性化され、効率よくアセチルコリンが脳内で合成できることも分かっています。
 ホスファチジルコリン+ビタミンB12。このコンビこそが、痴呆や記憶力低下の闇に光を当てる最強タッグだったのです。

パーキンソン病は

脳内神経伝達物質、ドーパミンの不足で神経伝達物質のバランスが崩れ、アセチルコリンが過剰に出ている状態。

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