痛みの本体は筋肉の痙攣
「ヘルニアが原因」 まだそんなこと言ってるのヾ(・o・;)oォィォィ
医学の常識 骨や椎間板が神経を圧迫しても痛みは生じません!
ヘルニアが原因で神経が炎症を起こして痛みやしびれが生じることはありません!
痛みの本態は筋肉のspasm(痙攣)です。手術で治ることのあるのは、全身麻酔による筋弛緩によって筋肉の痙攣が止まってしまうことがあるからだと思われます。儀式的な効果もあるのかもしれません。ヘルニアは痛みの原因であるはずがありません。筋肉の短縮や痛みを防御する姿勢が原因で生じた結果なのかもしれませんが。
痛みやしびれを感じているということは痛覚を伝える神経が脱分極・再分極を繰り返しているということです。神経が圧迫されたり炎症を起こしたり、または神経が癒着したり、神経の血行が悪くなったりすると脱分極・再分極が繰り返して起きるという生理学的事実は存在しません。一方、神経原性麻痺とは脱分極が起きなくなったことです。つまり痛み・しびれと麻痺は生理学的には正反対の現象なのです。いったいヘルニアによってどちらが起きているというのでしょうか?麻痺が生じつつあると思っている神経に対して局所麻酔でブロックするというのも奇妙な治療だと思いませんか?神経線維のどこでブロックしても同じことです。ならば最先端(受容器の部分)でブロックするのが安全で効果的です。
つまり、痛みの部位に沿って施術(筋整復法)する。腰椎椎間板ヘルニアと言われて来ても腰椎椎間板ではなく、あくまでも痛みの出ている所を治療することで痛みがとれていく。
短縮した筋のためにヘルニアが生じやすくなるという説もあります。痛む下肢をかばうようにするので左右のバランスがくずれヘルニアが生じるのかもしれません(健側に傾くので患側に飛び出る)。ヘルニアは痛みの原因ではなくて無害な結果なのです。
あるいは、外力が加わりヘルニアが生じる、その一方で、筋筋膜にはトリガーポイントが形成される。ヘルニアは直接痛みの原因になっているのではない。
このように考えたほうが、ツジツマがあいます。(馬尾症候群=排尿排便麻痺は腰椎ヘルニアでなることがあります。頚部脊髄症=脊髄麻痺、痙性歩行は頚椎ヘルニアでなることがあります。いずれもきわめて稀です。)
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