よくあるめまい
朝ベッドから起きるとき、頭を上げるときなどに起きるめまい
難聴や耳鳴りを伴わない
吐き気を伴うことはある
良性です
頭位変換療法を行う
適度に体を動かす運動を習慣的に行う
http://aozora-youtsu.com/2012/07/post-1cbe.html
治療
良性発作性頭位めまい症の治療は容易で、耳石を後半規管から元の場所に戻すだけです。そのためには、頭をとんぼ返りのように動かすことが必要で、この手技は浮遊耳石置換法あるいはエプリー法と呼ばれます。約90%の人は、この手技を1回行うだけで回転性めまいがすぐに治り、もう1回繰り返せば、さらに5%の人が治ります。一方で、回転性めまいが再発する人もいます。その場合は、この手技を繰り返し行います。回転性めまいが再発した場合に備えて、自宅でこの手技を行う方法を習うこともできます。この手技で治らない5%の人には、薬剤が使用されることがあります。
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エプリー法:回転性めまいの原因を簡単に治す方法 |
寝返りをうったとき、靴ひもを結ぶために下を向いたとき、棚の高いところに手を伸ばそうとして上を向いたときなど、頭の向きを急に変えたときに回転性めまいを起こす人がいます。通常、この回転性めまいは良性発作性頭位めまい症(BPPV)によるものです。この病気は、細かいカルシウム粒子(耳石)が本来あるべき場所からはがれて、後半規管(内耳にある管の一つ)の中で泥状になることで起こります。多くの場合は、エプリー法によって耳石を後半規管から元の場所に戻すことで治療が可能です。エプリー法では、体と頭の位置を順々に変えていきます。耳石が重力によって管の別の部分に移動するよう、それぞれの姿勢を約30秒間維持します。一連の操作が終わったら、成功したかどうかを調べるため、以前に回転性めまいが起こったときと同じように頭を動かします。このときに回転性めまいが起こらなければ、成功したことになります。かつては、エプリー法の終了後には体を半分起こした姿勢を24時間保つことが推奨されていましたが、現在では不要と考えられています。
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最後の段階では、まず鼻が真下を向くまで頭と体をさらに回転させます。続いて、頭をできる限り左側に向けたまま、上体を起こします。上体が完全に起き上がったら、頭を前方に向けます。
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まず、座った状態で頭を45度右側または左側(回転性めまいが誘発される方向、この例では右側)に向けます。次に、上体を後ろに倒して、頭が診察台(またはベッド)の端から出るように横になります。泥状になった耳石によって脳に過剰な信号が送られ、回転性めまいが発生します。
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耳が床と平行になるまで、頭をさらに左側に回転させます。
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続いて、頭を反対側に同じ角度まで回します。
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非常にまれですが、手術が必要になることもあります。ときとして水平半規管に耳石が入っていることもあり、その場合は、丸太のように体を転がすことで症状を軽減できる可能性があります。
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