野球肘
野球 肘を痛めた
上腕骨内側上顆炎(野球肘)
「上腕骨内側上顆炎」、一般的には野球肘と呼ばれますが、なにも野球をする人だけがかかる障害ではなく、上腕(上腕二頭筋と上腕三頭筋)を激しく使ったり、強く使う競技は総じてこの症状が発症する可能性があります。
上腕二頭筋と上腕三頭筋の運動協調性が阻害されたときに発症します。
上腕骨内側上顆炎の大きな特長は
痛みの出る箇所にはこの段階ではなんら問題なく、反射痛であることです。
しかし、この症状は悪化すると関節鼠(正式には離断性軟骨炎)に進行するリスクが高まります。これは完全な器官損傷ですので肘関節そのものに問題があります。
また、似た症状に尺骨神経炎の初期症状がありますが、痛みの種類と出方が違います。
上腕骨内側上顆炎(野球肘)の施術のポイントは
上腕二頭筋と上腕三頭筋にあります。
使用する手法はすべて直列加圧です。したがって、アプローチ上での部位角度に捻れが起きてはだめです。
つまり加圧する二関節の関節軸が90度になるような交差ベクトルを最大で加圧します。
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