ドーパミン (快感の物質①)
/ドーパミン(神経伝達物質)
快感の神経伝達物質
神経細胞のニューロン間で信号(刺激)をやりとりするために必要な物質は、神経伝達物質と呼ばれています。
50種類以上の神経伝達物質が確認されていますが、その働きが比較的解っているのは20種といわれています。
精神活動の面で重視されるのはγ-アミノ酪酸(GABA-ギャバ)、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンなどです。
特にドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンを総称してモノアミン神経伝達物質と言いますが、モノアミン神経伝達物質は、情動に大変大きな働きを起こし、また多数の脳内の部位に大きな影響を及ぼすことで知られています。
人間は何らかの刺激を受けると、大脳でまず解析し、その後海馬に送られます。海馬から「パペッツの回路」と呼ばれる各部位をめぐる流れに乗り、そこで感情が生まれます。生まれた感情はふたたび大脳に取りこまれ、長期記憶などになります。
ドーパミン:アミノ酸のチロシンから作られたアミンの一種。人間の大脳の中に分泌され、快感を生み出している。
A10神経の神経伝達物質。
ドーパミンそのものは有毒な物質でもある。
(ドーパミンから作られているアドレナリン、ノルアドレナリンも実はかなり有毒で 、お腹あたりに注射すると、動物実験では4mg/kgで死んでしまうそうです。ノルアドレナリンより強い毒はヘビの毒くらいだとか・・・。このような猛毒で私たちは感情を作り出しているのですね。)
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