立ってたり仰向けで寝てると腰が痛いQ&A
Q、立ってたり、仰向けに寝てると腰が痛くなります。
A、この痛みは反り腰性の腰痛で女性に多発する傷害です。原因は骨盤がせり上がって来たことでお腹が前に出て来、それにより腰椎の前弯も深くなり過ぎ、身体を反り返らせた姿勢が常の状態になっているためです。腰椎のこの状態は骨盤の傾斜角を浅くし、結果、背骨を支える脊柱起立筋群が常時緊張状態におかれ、それが慢性的な腰痛を生じさせています。
発症原因
一般的に人の骨盤傾斜角度は男性で50度から60度の間で、女性は55度から65度の間で角度を作っています。浅くなり過ぎると腰痛が発生します。浅くなると反り腰になり仰向けで寝たり、前かがみの姿勢や立っていると痛みが出てきます。このような骨盤角度の変位はすべて筋肉のなせることです。骨盤角度が浅いと椎体はより強く前彎します。このように骨盤角度と椎体角度は常に連動しています。では何がそれをおこなっているかと言えば、100パーセント筋肉です。したがってこれらの筋群が部分的に筋機能を低下させたり、或いはおかしな習慣性を持ったりすると、骨盤角度に変化が生じ発症します。
<反り腰タイプ>
このタイプの腰痛は女性に大変多く見られます。女性はもともと男性に比べて総体的に骨盤の傾斜は浅い、骨盤が前屈している状態です。ですから一般的には中年期を過ぎ、下肢筋力の低下や頸体角の変化などにより、骨盤傾斜角がより浅くなると椎体の前彎がより強まってきます。このことは脊柱起立筋群の支持性が常時阻害され、その結果体幹の通常維持でさえ過度の筋性ストレスがかかる状態になり、その負荷に同筋肉群の負荷耐性が負けると常態でも腰に強い痛みを発します。この症状への水平検査法で腰が水平より下で楽になるとこの症状です。
脊柱起立筋群や骨盤の動きに関与している寛骨筋群等の筋代謝力を復元させることで背骨の反り返りを正し、骨盤位置の下方矯正で腹斜筋を始めとした腹筋群等を元の位置へ戻すことで痛みを解消し終息させます。
http://aozora-youtsu.com/2019/02/post-6b59.html
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