肛門痛
50代女性
3年前から常に痛い。特に左側肛門痛。
病院はいろいろ行ったが異常はないと言われた。
他に左側の腹部、肋骨下あたりから鼡径部下あたりまで。
中学生のころ尾骨を打ったことがある。
検査 施術
尾骨に鈍痛、特に左側。 側弯、骨盤の歪み。
特に左側の殿筋の緊張と股関節周りの緊張、骨盤底筋の過緊張が認められるので、
陰部神経の絞扼で痛みを出していると思われる。
臨床経験からこの症状は段階的に改善していくので施術回数と期間は必要と思われる。
施術は陰部神経の絞扼の解放を目的とした骨盤調整術と尾骨整復術を施す。
施術後
見かけ上の手指の長さや骨盤の位置、足の長さは揃う、肛門の圧痛は減る。
本人に聞くと「特に変化はみられない。」と言う。
後日変化が認められる場合もある。
段階的に緩和する症状なので施術回数と期間が必要と認められる。
施術は2月に1回、遠方で新型コロナウイルスの関係もあるので
セルフケアの指導をし、メールまたは電話でホローを行うこととした。
指導
逆腹式骨盤底筋体操と硬膜調整体操(脳脊髄液循環)と尾骨アプローチ
状況
逆腹式骨盤底筋体操と硬膜調整体操を1日2回毎日と尾骨アプローチを週に一回行う。
施術後、1か月で左半身の腹部他の違和感は無くなった。2か月で肛門痛が日常感じなくなった。
3か月、肛門痛は落ち着いてきた。
健康指導もホロー。
陰部神経痛/肛門挙筋症候群
肛門の痛み、肛門の奥の痛み
肛門挙筋の過緊張による。片側が多く、発作的に強く痛くなる時がある。
痛みは尾骨片側から肛門にかけての痛みから恥骨の痛みで肛門挙筋に沿って痛む。
本人は肛門が痛い。肛門の奥、大腸が痛いと訴える。
肛門挙筋①②③
①恥骨直腸筋②恥骨尾骨筋③腸骨尾骨筋
S2~S4の陰部神経支配
陰部神経痛
陰部神経の絞扼によって生じる。
陰部神経による経路において圧迫が生じやすい2か所
1、仙骨から出てくる部位で仙棘靭帯と仙結節靭帯で挟まれている所
2、陰部神経が内閉鎖筋を覆う筋膜を走行する際に通る陰部神経管(アルコック管)と呼ばれる所
原因
長く座っている。座っている姿勢が悪い。
自転車によく乗る。
出産。
お尻を強打。
症状
肛門の痛み、肛門の奥の痛み、会陰の痛み、性器の痛み、骨盤の痛み(尾骨も含む)
慢性的に痛む
陰部神経の支配域は骨盤底筋群なので肛門、性器、泌尿器に関連し、損傷すると尿失禁、便失禁や性機能不全を生じる。
陰部神経痛の施術
骨盤調整により陰部神経が絞扼している所を解放させる。
仙結節靭帯アプローチ、内閉鎖筋アプローチ、尾骨整復骨盤調整法
腰痛・坐骨神経痛を解消したい方へ
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