尾骨骨折後 自律神経・ホルモンバランスを崩す
尾骨骨折後、自律神経やホルモンのバランスを崩すことがある。
尾骨の曲がりが骨盤底筋の過緊張を起こして陰部神経の圧迫により起こる。陰部神経の絞扼を解放させることにより快方に向かう。
陰部神経
陰部神経は仙骨の中側の2番、3番、4番から出て肛門挙筋(骨盤底筋)を支配している。
肛門挙筋は尾骨から恥骨に付き、その間の肛門、性器、泌尿器の収縮に関与している。
陰部神経の絞扼によって生じる痛み
尾骨、肛門、会陰、性器、泌尿器、恥骨、骨盤臓器、鼡径部に至る
陰部神経による経路において圧迫が生じやすい2か所
1、仙骨から出てくる部位で仙棘靭帯と仙結節靭帯で挟まれている所
2、陰部神経が内閉鎖筋を覆う筋膜を走行する際に通る陰部神経管(アルコック管)と呼ばれる所
痛みの施術
・尾骨整復術により中から特化した技術で陰部神経が圧迫している所、緊張部位(痛む所)を緩めることにより快方に向かう。
*尾骨整復術は肛門から指で施す。
http://aozora-youtsu.com/2021/03/post-8867.html
骨盤底筋
・骨盤底筋は上から内骨盤筋膜、肛門挙筋、会陰筋による三層構造をなし、周囲の骨盤と靭帯構造を形成し、骨盤内臓をハンモック状に支持する。肛門挙筋には尿道括約筋、直腸括約筋、肛門括約筋などが部分的に固定されている。
・骨盤底筋をなす筋肉には、腹圧や尿意に対して素早く収縮する速筋と、常にある程度収縮している遅筋がある。
・女性は特に出産時の骨盤底筋の損傷や更年期以降のエストロゲン減少と加齢変化による骨盤底筋の緩みがでる。
・骨盤底筋の緩みは尿もれ、骨盤臓器下垂、放屁、腰痛、鼡径部痛、股関節痛、坐骨神経痛、ひざ痛など。
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