側湾症に起因する腰痛症 腰痛症状は良くなる
側湾症に起因する腰痛症
側湾症に起因する腰痛症の特徴は、
片方の側屈筋が大幅に支持機能を低下させ、さらに体幹捻転時における腰腸肋筋のストッパー機能も同じように大幅に低下させています。
また、寛骨の傾きも脊柱の曲がりに迎合し、脊柱の曲がりとバランスを成しています。
このことは、それぞれの筋でその機能解剖上の運動点が左右、非対称ぎみになっていることを意味し、運動力学的からみると主に片側の大転子、小転子からまわりの筋に対し運動反射弓とは別に放散的な力の伝達や、もしくは逆に他方からこの部位に集中的に力を受けています。
この状態は最初のパワー発生源である寛骨三頭筋腱の閾値低下を起こし易くし、下肢筋群の力の伝達を大きく阻害しています。
側湾症に起因する腰痛症はこのような背景により下肢から体幹へかけて運動反射弓の円滑な形成が出来ない為に発症させています。
側湾は成長期の内分泌(主に成長ホルモン)の若干の異常で発症するケースが最も多くみられます。特に女性では17歳~19歳ぐらいに発症する突発性側湾症が代表的な例です。
後は老人性のもので、これもホルモン代謝の変化によります。珍しいケースとしては骨盤骨折により発生した骨盤の傾きにフィードバックした側湾などがあります。
他のいわゆる骨のユガミとして側湾は筋肉が作り出している一時的現象で医学的根拠を欠きます。それと言うのも、側湾のある人は筋肉による骨のユガミが起きやすく、それが本来の側湾をさらに助長しているからです。
その結果本来の側湾以上に曲がり、歩行困難や腰痛症、あるいは不自然な体の傾きを作っています。
側湾を整形外科的に定義すれば脊柱の曲がりが18度を越えると側湾となります。しかし筋肉的要因により3~5度程度は付け足しと見ることが出来ます。従って23度以内であれば殆どの場合、改善出来ます。しかし、この角度を越えていると多少の側湾は残ります。
その面からみればこの程度の側湾は脊柱起立筋群、とりわけ浅層背筋群の等尺性キャパシティーで十分対応出来ます。
具体的には
側湾症に起因する腰痛症の施術のポイントは、
筋の重心移動能力の回復とその機能の向上です。
施術には脳脊髄液循環法が入ります。
骨盤底筋から腰痛を治す
骨盤底筋は前は恥骨を介して腹直筋、背部は尾骨から脊柱起立筋とつながっている。骨盤底筋の働きが悪いと腰に影響するのはこのつながりから分かる。尾骨や仙骨から大腿骨につながっている股関節の重要な筋肉がある。つまり尾骨から恥骨に着く骨盤底筋の働きを良くするとまわりの腰や股関節に負担が軽減する。それには骨盤底筋の支点となる尾骨が固着していると骨盤底筋が働かないので、尾骨の可動性が重要になるということだ。
骨盤底筋がゆるむと股関節の位置が上がり骨盤と股関節の連動性が保たれなくなり、腰痛や股関節痛や膝痛につながる。
尾骨の固着を外し可動性と骨盤底筋の賦活の施術が尾骨整復術です。
http://aozora-youtsu.com/2021/04/post-ca67.html
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