内側の肘を痛めた
上腕骨内側上顆炎(野球選手に多いいことから野球肘と言われる)
「上腕骨内側上顆炎」、一般的には野球肘と呼ばれますが、なにも野球をする人だけがかかる障害ではなく、上腕(上腕二頭筋と上腕三頭筋)を激しく使ったり、強く使う競技は総じてこの症状が発症する可能性があります。
上腕二頭筋と上腕三頭筋の運動協調性が阻害されたときに発症します。
上腕骨内側上顆炎の大きな特長は
痛みの出る箇所にはこの段階ではなんら問題なく、反射痛であることです。
しかし、この症状は悪化すると関節鼠(正式には離断性軟骨炎)に進行するリスクが高まります。これは完全な器官損傷ですので肘関節そのものに問題があります。
また、似た症状に尺骨神経炎の初期症状がありますが、痛みの種類と出方が違います。
上腕骨内側上顆炎の施術のポイントは
上腕二頭筋と上腕三頭筋にあります。
使用する手法はすべて直列加圧です。したがって、アプローチ上での部位角度に捻れが起きてはだめです。
つまり加圧する二関節の関節軸が90度になるような交差ベクトルを最大で加圧します。
症例
2が月治療に行ったが全然治らない肘内側の痛み。医師からは使いすぎで痛みが出てると言われたが、日常生活の中で使い過ぎ・・・?。野球肘とかゴルフ肘とかと言われたが、野球もゴルフもやってないのにと・・・?。70代女性主婦
手のひらを天井に向けて屈曲伸展が痛い。内側の肘の痛み(上腕骨内側上顆炎)。これは肩甲骨と上腕骨、上腕骨と尺骨の関節調整と上腕三頭筋起始部を緩め、尺骨と橈骨間の筋膜調整。屈曲伸展の痛みが徐々に楽になっていく。
使い過ぎでない内側の肘の痛みは肩甲胸郭関節の動きの回復が繰り返し起きないようにするには大事。
http://aozora-youtsu.com/2021/04/post-eed0.html
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