ひざの痛み:怪我をしなくても半月板は損傷する - 横浜市で腰痛 坐骨神経痛解消の整骨院

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ひざの痛み:怪我をしなくても半月板は損傷する

怪我をしなくても半月板の損傷は起こる。円盤半月

座り方が片側の膝に長く負担をかけていると成人でも外側の半月板を損傷する。

症状は膝の曲げ伸ばしが痛く、寝ていても動かす時に痛む。

場所はひざ裏の外側で主に膝下で膝上も痛むことがある。

治療は膝固定と半月板損傷の専門施術、杖使用。

2ヶ月くらいの見込み。

円盤半月板

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日本人では比較的多いとされています。病気ではなく、先天性でその人の体の特徴と考えられています。生涯を終えるまで特に症状が出ない人もいます。
 多くは外側の半月板がなりやすく、円板状半月は通常の半月板よりも大きく厚いため、損傷しやすく、小児期に特に怪我をしなくても膝の痛みやひっかかり感、膝が伸びなくなる(ロッキング)といった症状が出る場合があります。

手術は、
 関節鏡を用いて通常の半月板のような形になるように、円板の真ん中の部分をくりぬくように切除する「形成的部分切除」を行います。この手術で傷んだ部分が切除されればそのまま終わりですが、傷んだ部分が残っている場合には、糸をかけて縫う縫合術を追加して行います。
 円板状半月では軟骨の病気である「離断性骨軟骨炎(りだんせいこつなんこつえん)」が発生するとされています。受診時に、円板状半月とともに見つかる場合もありますが、手術後しばらくしてから発生する場合もあります。
 離断性骨軟骨炎でも膝の痛みやひっかかり感などの症状が出る場合があります。、症状が改善しない場合や早期のスポーツ復帰を希望する場合には手術をすることもあります。若年者の早期であれば保存的療法で治る場合があります。

半月板の損傷によるロッキングの解除

施術法:膝を曲がった状態から外転外旋し屈曲し、内転内旋し伸展をさせる。一回で解除できない時は数回繰り返す。

半月板損傷に起因するひざ痛症

この疾患は、血腫や水腫さらに膝部伸展障害などを合わせ持った状態の急性痛、

屈曲障害や継続的な痛みを日常的に有する慢性痛とに分類されます。

ここでは慢性痛として、とりあげます。

半月板の存在理由

半月板は不完全な構造である下肢筋群を補う為の等尺感査組織であり、膝(ひざ)の屈曲、伸展に主体的には関与しない組織です。

したがって、あるにこしたことはない組織ですが、なければないで特段に困るものでもない組織です。

それゆえ最近ではこの組織に対する外科手術は極めて稀であり、殆どが放置されています。

派生学の面から言うと、進化の過程で人間が二本足で歩き出すのが早すぎた為、下肢筋群に等尺力を専門にする筋肉が成長、発達する間がなく、その代わりにその感査力を付けさせる為にあわてて最後に出来た組織が半月板と言う事になっています。

余談ですが同じようにあわてて最後に出来た組織に頚動脈があります。

本来切断すると即死するような血管を骨で包むわけですが、人間の脳の発達するスピードが早すぎ、椎骨動脈だけでは脳に十分な血液が運べなく、慌てて最後に出来た血管が頚動脈でありそれゆえ、この血管はむき出しのままであると言われています。

話を戻しますと、

半月板自体はさほど問題にしなくても良い組織ですが、この組織の損傷はその手前に膝関節支持靭帯の断裂を通常伴っており、その為に膝の関節軸がぶれ易く、その分、大腿四頭筋の伸展機能も低下させ易く、それに連動する形でハムストリングの屈筋キャパシティーが縮少します。

こうなるとまず、大腿四頭筋が膝に対するショックアブソーバー機能を十分果たせなくなり、その分、膝に直接的なストレスが掛かり易くなります。

また、屈筋キャパシティーの縮小は介在運動ニューロンの不活化を招き易くなり、それが屈曲障害へとつながります。

半月板損傷を有する膝痛や運動障害はこのようなメカニズムで発生しています。

半月板損傷に起因するヒザ痛症の発症の背景

この疾患は言うまでもなく、典型的なスポーツ障害であり通常の動きで発症することは極めて稀です。

ただ、通常の生活でも転倒時に不運にも発症させることはありますが、破格半月の持ち主にほぼ限られます。

破格とは、いわゆる円盤状半月のことです。

日本人で見た場合、人口の約10パーセントがこの破格半月板を持っています。

残りの人は、内・外に別れた通常の半月板の持ち主です。

通常、半月板に物理的な危機が来ると、棚が代用組織として損傷してくれますが、棚は膝の内側を覆っている関係から半月の内・外の分かれ目部分がちょうど無防備になり、破格半月では円盤の為、防ぎきれないことに由来します。

いずれにしても、膝を捻った状態で瞬間的な力や強い負荷のかかった状態での転倒が発症原因であり、そのような危険に一番遭遇するのがスポーツですから、

この疾患はスポーツ障害の典型になります。

半月板損傷に起因するヒザ痛症の施術上のポイント

この疾患は靭帯断裂をそのままにしている場合も、或いは縫合済みの場合でも、施術ポイントは同じです。

施術目的はまず、膝関節軸が股関節や足関節と揃うようにし、その上で、大腿四頭筋の伸筋機能を回復向上させ、さらにハムストリングの屈筋キャパシティーを必要なレベルまで戻すことです。

実はこの伸筋や屈筋へ施術目的を果たすために、その中心をなしているのがハムストリングです。

一般的に膝と言えば、大腿四頭筋の強化をイメージしがちですが、筋の基本的性質を考えれば伸筋である大腿四頭筋を鍛えることは、物理的に不可能です。

豆腐に釘を打つようなものです。

従って、大腿四頭筋は伸筋としての機能を向上させるべき筋です。

しかし本来伸筋は屈筋の運動キャパシティーに見合う形でしか、その機能を持ちません。

それゆえ、施術のポイントは、ハムストリングを始とした下肢屈筋群となります。

http://aozora-youtsu.com/2014/07/post-eaa5.html

http://aozora-youtsu.com/2021/06/post-7283.html

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