尾骨骨折後の日常生活の注意点
尾骨骨折後は尾骨に負担をかけないようにすることが一番です。まずは椅子の座り方は尾骨が座面に当たらないように座ることです。浅く座って背もたれに寄りかかる、足を組んで座るなどは絶対にやってはいけません。U字のクッションを椅子にひいて座ることをお勧めします。車やソファー、電車でお尻が沈みやすい椅子は少し前かがみになると良いでしょう。この時期は座ることを必要以外には控えることが賢明です。椅子以外の座り方でやってはいけないのは、体育座り、あぐら、長座です。
寝方は横向きです。お風呂の湯船に座るとき、寝るときも尾骨が当たらないように注意してください。運動、スポーツは控えます。セックスも控えてください。
尾骨骨折後2か月以上経っているときは、椅子の座り方は良い姿勢がいいに越したことはないので引き続き行います。長い時間日常に座る人は1時間に一回は立って少し体を動かしましょう。運動、スポーツができるようでしたら尻もちをつかないようにして始めても大丈夫です。痛みが引き続きある人は状態によって運動は行うようにしましょう。寝方はあおむけで痛みがなければあおむけでも大丈夫です。痛みがあれば横向きから寝てください。セックスは上になり尾骨に負担がかからないようにしましょう。
痛みがなくなってからも3か月は上記のように注意してください。尾骨骨折後の椅子の座り方、座っている時間はずっと注意しましょう。
http://aozora-youtsu.com/2022/10/post-3901.html
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