臼蓋形成不全からの変形性股関節症
臼蓋形成不全よりの発症原因はそれは巻きオシメです。
昔は股関節を下肢を伸ばしたまま結果的に固定するような巻きオシメでした。
そしてもう一つは歩行器です。
乳児のとき、あまり早く歩行器に入れると股関節の形成途中なので、立たせると臼蓋の成長を妨げる。
これは先程の巻きオシメと同じようになるからです。
人間は股関節の構造上も、あるいは機能上もきちんと形成されるのは、早くても8ヶ月以降です。
乳児が歩けないのはそのためです。
したがって、あまり早く歩行器に入れると、股関節がちゃんと出来てないのに無理に使用させることとなり、股関節周囲筋の可動性や支持性におかしな習慣性がつき、それが臼蓋の成長を阻害し、将来、体重の増加や筋力の衰え、妊娠、生活習慣などで大人になり股関節痛を認めることになります。
先程の巻きオシメも、圧迫により臼蓋の成長が阻害され、それが永い間における全身の成長過程でも解消することが出来ず、将来、股関節変形へとつながる意味においては、巻きオシメも歩行器も共通しています。
以上の観点から、原因が乳児期にあり、発症時期が大人である、この症状は途中の生活様式や活動等によるいろいろな要素も加味されることから、股関節に痛みを感じたら早めの治療が必要です。進行性だからです。
[臼蓋形成不全や変形性股関節症でやってはいけないこと]
重いものを持つ作業
立ち作業
ジョギング
片足立ちや縄跳び、ジャンプ、スクワット
ヨガ
[筋トレをするなら]
横寝です。中殿筋の筋トレと内転筋です。
プール歩行
室内置きの自転車こぎ(サドルとペダルの高さは自分に合わせる)
施療は
内閉鎖筋の緊張が何らかで起きると大腿骨頭が臼蓋に引き寄せられて股関節の隙間が減少、進行すると骨同士が当ってすり減り変形性関節症に移行すると思える。
股関節に制限が出ると骨盤は前傾し、反り腰になる。尾骨先は患側に傾く。ほとんどが股関節の屈曲制限、外転制限、内旋制限。
全ての源は、内閉鎖筋と腸腰部の反射弓の不全です。
従って、変形性股関節症の施術はその整合につきます。
画像はイメージです
http://aozora-youtsu.com/2023/08/post-f772.html
腰痛・坐骨神経痛を解消したい方へ
土日・祝日も営業 開業25年の信頼と実績 鶴見駅より徒歩4分 平日20時まで営業 体験談多数掲載中