腰痛にしても千差万別
腰の痛み、例えばギックリ腰をとっても十人十色です。ギックリ腰の名称は俗名で病名ではないのですがギックリ腰だからこの施療である人は治ったから他の人も治るとは限らない。ましては私はどんな腰の痛みでも効くヤクがあるわけでもなく、切って切り取ってくっつけて入れ替えてみたいな整備工場もないし、透けて見える機械もない。
だからこそ、その人を診て施術を組み立てる。解剖を知ってることも大事だが施療の方向性が大事だと思っています。一回で治っていく人もいるが、ほとんどは治療という回数でその人の体を見極めて整えていくのが方向性だと思います。
私は方向性を常に考えている。この傷病名症状ならこれをすればということだけではなく、すべての症状がその場で取れればそれに越したことはないが、ほとんどの症状が積み重なった負担から何らかの原因で出たものなので、この症状ならここまでで次回とか、施術はアイシング固定のみで動かさないとか、筋、筋膜の癒着、関節のずれ、身体の歪み、古傷かばっての痛み、筋肉の機能障害など方向性をいつも考えて施療に臨むようにしています。
臨床から施療の次の日は痛みが増したが2・3日して嘘のように楽になった。とか施療して帰る時はまだ痛かったけど次の日は前日よりましになった、とか。
方向性を考えた施療をしています。
症例
1年半前から肛門の奥の痛みが常に痛くつらい、60代女性で夫の介護をしている。脊柱管狭窄症ではないかと画像診断で何ともない、腸ではないかと内視鏡診断で何ともない。何かわからない病気じゃないかと不安が積もり、介護ストレスと共に自分の不安ストレスで痛みが増す。
座っていることが長かった為の陰部神経圧迫による陰部神経痛と説明し、陰部神経の解放術とアクセス波で自律神経を電療しその場では楽になる。
片道2時間かけて電車でつらかったが施療して楽になりその後は夫を診ないといけないことと、「痛みはたまに感じるけど施術を受けてから思考も体も楽になりました。」とのことでした。
腰痛・坐骨神経痛を解消したい方へ
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