陰部神経痛の原因 尾骨が固まっている
陰部神経痛の原因
膣、肛門、会陰、睾丸の痛みやしびれ感は骨盤底筋の働きが悪く、骨盤底筋を固めてしまい陰部神経を圧迫しているからである。これは椅子や床に座りすぎや尻もちを着いたなどで尾骨が奥で固着して仙尾関節がわずかに動かないことで、尾骨と骨盤底筋が癒着して骨盤底筋の働きを阻害しているからである。
後頭骨と背骨からの尾骨は呼吸と共に連動しています。特に最後尾の尾骨は椅子に座っていることの多い日本人は尾骨を固めがちで、この連動がうまくいかないと呼吸がうまくいかないことと尾骨との癒着で骨盤底筋を固めてしまい自律神経障害、頭痛や首凝り、肩こり、腰痛、股関節痛、膝痛や便秘、尿漏れ、痔、うつ、婦人科系疾患、慢性前立腺炎に発展します。

後頭骨と背骨からの尾骨の呼吸運動は脳脊髄液の循環ポンプ作用に関連し、脳脊髄液がうまく循環しないと
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頭痛: 脳脊髄液の流れが滞ると、頭蓋内圧が上昇し、頭痛を引き起こすことがあります。
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脳機能の低下: 記憶力の低下や集中力の欠如、さらには抑うつ症状などの精神的な影響が出ることがあります。
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自律神経の乱れ: 胃腸障害や動悸、不眠症など、自律神経失調症の症状が現れることがあります。
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免疫力の低下: 老廃物の排出が滞ることで、免疫力が低下し、風邪をひきやすくなることがあります。
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筋肉の硬直: 背骨を通る脊髄の流れが悪くなり、筋肉が硬直しやすくなることがあります。
元気がない尾骨
元気がない犬は尾っぽを下げてい固まっているようです。
元気で喜んでいる犬は尾っぽを上げて動かしています。
毎月5人~10人ほどの尾骨骨折や尾骨骨折後遺症、尾骨痛の患者をみて
尾骨が中に曲がって癒着し固まっているといろんな障害が出ます。
尾骨骨折後の後遺症による尾骨痛や自律神経失調症による不定愁訴です。
自律神経と呼吸は密接な関係があり交感神経が優位だと呼吸は早く、副交感神経が優位だとゆっくりとなり、バランスが大事になります。一分間に12回から15回が平常です。
尾骨骨折
お尻を打って尾骨を骨折、中に曲がって骨折するので、骨折すぐに整復するのがよいです。打撲も仙骨尾骨の関節で靭帯が延ばされて曲がって固まると自律神経障害や便秘、尿漏れ、下垂になるので尾骨整復術をすると後遺症にならず良いでしょう。
幼児や小児、成長期の際に激しく尻もちをついたなどがあるとその時は柔軟性がある尾骨は折れることがなく節目で曲がり、そのまま大人になって尻もちをついてより深く押し込まれるとともに骨折に至る。大人で尻もちをついて節目で尾骨が曲がったのではなく、曲がっってた所により負荷がかかったと思われる。その際の骨折は節目ではなく骨幹部に起きる。
尾骨骨折後遺症
尾骨骨折をし処置しないままで尾骨痛を引きずって何か月又は何年又は何十年。自律神経失調症になった、不眠、便秘、慢性疲労感、うつ、またはなっていて酷くなった。ホルモンバランスがくずれ生理不順になった。肩こり、腰痛、坐骨神経痛になった。尿漏れや残尿感、残便感がある。性器の下垂感がある。
尾骨が奥に入って骨盤底筋と癒着することによっていろんな症状を出します。癒着を解放して尾骨が動くようになると骨盤底筋の働きが回復され股間の問題や下半身の問題も回復され、ポンプ作用もよくなり脳脊髄液の循環ができ頭痛肩こり、慢性疲労、自律神経も整って不眠や便秘も改善していきます。
下垂体は種々の働きをコントロールしている
- 成長ホルモン
- ・甲状腺刺激ホルモン
- ・副腎皮質刺激ホルモン
- ・性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン・黄体形成ホルモン)
- ・プロラクチン(催乳ホルモン)
また、下垂体後葉からは2種類のホルモンが分泌されます。
- ・抗利尿ホルモン
- ・オキシトシン(射乳ホルモン)
施療は主に蝶形骨調整術、尾骨調整術を施します。症状により他の手技も加えていきます。
後頭骨と蝶形骨は連結しており、後頭骨から背骨の最後尾、尾骨は連動する。蝶形骨は顎関節と近接しており、この動きの連動から尾骨と骨盤底筋の固着をはがしていく。
尾骨の動きが出ると骨盤底筋の働き、陰部神経の圧迫が解放され、それと共に背骨からの頭までの連動も良くなり、脳脊髄液の循環や蝶形骨が整いホルモンの働きなど各症状の緩和につながる。
http://aozora-youtsu.com/2025/03/post-57b1.html
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