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便秘と下痢防ぎ、予防・改善 痔/5止 あなたの処方箋/101
2011年3月4日 提供:毎日新聞社
あなたの処方箋:/101 痔/5止 便秘と下痢防ぎ、予防・改善
生活習慣病の痔(じ)は、日常生活の心がけによって予防・改善できる。特に、痔の最大の原因である便秘と下痢(排便の異常)を防ぐことが重要だ。
社会保険中央総合病院大腸肛門病センターの岡本欣也部長は「便意を我慢すると便秘になりやすい。毎朝、朝食後に排便する習慣を身につけてほしい」とアドバイスする。そのためには、時間に余裕を持って起床し、コップ1杯の牛乳や水を飲んで大腸を刺激、朝食は食物繊維を多く取った方がいいという。また、小食を続けると便秘のリスクが高まるため、過度なダイエットは禁物だ。
一方、酒など水分の取りすぎやストレスは下痢の原因になるので注意が必要という。正常な便の目安について、平田肛門科医院(東京都港区)の平田雅彦院長は「太くて練り歯磨きのような軟らかさで、においが少ない便が理想的だ」と指摘する。
このほか、便座に長く座っていると肛門に負担がかかり、うっ血しやすくなるため、「トイレでは本や新聞は読まず、なるべく3分以内で出た方がいい」(平田院長)という。温水洗浄便座は、水圧が強すぎると肛門粘膜の炎症を招く恐れがある。最近、噴射された温水を肛門内に入れる簡易かん腸をする人が若い女性を中心に増えているが、それに慣れてしまうと自然な排便ができなくなるケースも多く、注意が必要だという。
スポーツでは、ゴルフはボールを打つ瞬間に尻に力が入って肛門がうっ血しやすいほか、乗馬やサイクリングも肛門を圧迫するため、痔になったり悪化することがある。
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■便秘・下痢の主な予防法
▽便意を感じたら、なるべく我慢せずに排便する
▽朝食を抜かない
▽過度に食事を制限するダイエットは避ける
▽豆類や海藻類、きのこ類など食物繊維が豊富な食材を毎日食べる
▽ビフィズス菌が多いヨーグルトなどの乳製品を積極的に取る
▽たばこを吸わない
▽ストレスをためない
(m3.comより)
[あおぞら整骨院]
痔
座っている時間の長い人は、座っているお尻の血行が悪くなる。普段、適度な運動を心がけ、1時間に数分は立って歩いたり体操をしよう。
冷えも禁物、冬は勿論そうだが、夏のクーラーで座りっぱなしで冷えているのは特によくない。服装やエアコンの温度設定で調整しよう。
食べ物は偏らないようにし、不足がちな野菜、根菜、果物、海藻などを積極的に摂るようにしよう。
朝、一番に口にするのは水、500ccをゆっくり飲むようにする。
トイレで長く力まないようにしよう。
免疫力を高める
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