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尾骨(尾てい骨) 尾骨の痛み/正しい座り方 尾骨骨折/調整整復
男性の骨盤(下)
男子でも尾骨骨折は置きますが、中学生の子が同級生にふざけて指で肛門の所をカンチョウってされて尾骨骨折したケースや座ろうとした時に椅子を引かれて尻もちをついて尾骨骨折した例もあります。
症状によりますが痛みがとれるまで6か月くらいかかる時がありますのでしないように、されないようにしてください。
尾骨のゆがみは上にある仙骨に関わってくることが多いい。ちなみに仙骨は仙椎が5つ癒合してできた骨です。15歳から18歳頃から癒合が始まり34歳くらいで一体化します。尾骨も3個から5個くらいの尾椎が癒合してできた骨です。
仙骨と尾骨の間で仙尾関節をなして、人ではわずかな動きがありますが、ここが癒合している人がいます。仙尾関節が癒合して仙骨と尾骨が一体化しているとお尻を打った時など骨折しやすいと推測されます。
尾骨調整
尾骨には、仙骨と可動関節があり仙尾関節という。この関節の主な動きは前と後ろだが、左右横へ曲がる 動きと回旋も少しは可能だ。わずかな動きだが、その動きを生み出す筋肉の働きは、骨盤底に重要な結果をもたらす。
股関節の可動域や、直腸、肛門、膀胱の健全な機能に影響し、痛みや腰の疲労へとつながることもある。もっとも健全で機能的な尾骨の動きは、仙骨から頭までの背骨全体の痛みのパターンを左右する。
なぜ尾骨調整は必要か
- 脊髄神経の硬膜が尾骨の強い付着点。
- 尾骨が偏位していると内臓の機能も低下する。
- 尾骨には多くの靭帯が付着している。
- 背骨の前縦靭帯と後縦靭帯は尾骨まで付いている。
- 体幹の深部の筋肉で下で内臓を支えている骨盤底筋群は重要である。
尾骨は人体にとって重要
内臓を必要な位置に留まらせるための支点となっている。もし尾骨を除去すれば、半分以上の人間が内臓器官で下垂が生じるか、脊椎系に問題が生じるという
尾骨は多くの筋膜が付着しているところであることに加え硬膜の付着点であることが重要です。
従ってゆがみをとり関節の軸を合わせることが大切なのです。
尾骨整復
尾骨整復は曲がった骨に指を引っ掛けて元に戻すという手技ですが、必ずしも90度くらい曲がった骨が元の様な状態になる訳ではなく、仙尾関節の動きや筋腱軟部組織と尾骨との血行不良の改善を行うことにより痛みの緩和を目的とします。現に尾骨骨折してすぐに整復すると痛みは整復後、緩和されます。
ただし曲がりに関しては陳旧性の尾骨曲がりや骨折ではなく曲がったもの以外は期待はできます。
骨折なので1か月から2か月は回復するまではかかります。新鮮な尾骨骨折は整復することによって予後は良好です。
尾骨整復法
大事なのは整復方向と肛門や直腸の刺激です。
肛門は敏感な所なので専用の潤滑液付きゴムサックで行いますが、さらに専用の潤滑液をつけて緩やかに挿入し整復後、緩やかに抜きます。
肛門から尾骨の方向長さは人それぞれで、尾骨に指をかけたら整復は円を描くように滑らかに緩やかに引っ掛けて整復します。直腸自体は痛みは感じませんが尾骨や肛門に違和感は多少あります。
整復は数秒ですが挿入から抜くまではだいたい1分以内です。
尾骨骨折後遺症
尾骨骨折後、6か月経っていても尾骨が痛い。(2か月経って尾骨が痛かったら施術が必要)
尾骨骨折後、今までなかった肩こり、腰痛や坐骨神経痛の症状が出た。
尾骨骨折後、自律神経の乱れがでて、不安症や不眠症、動悸などがでた。又はひどくなった。
尾骨骨折後、便秘や生理痛、冷え性になった。又はひどくなった。
後遺症が出ている方はほとんどと言っていいほど尾骨骨折後様子見です。後は整復はしたが未熟なもの。尾骨骨折後の日常生活の指導がされていない。
骨折後2か月以上経っていても痛みがある又は他の症状が出ている。
尾骨骨折後遺症の施術
尾骨骨折と同じ施術になります。それと症状が出ている所の調整になります。
仙尾骨整復調整法
神経を筋腱軟部組織の緊張からの圧迫からの解放
仙骨尾骨のゆがみ調整、尾骨の整復により陰部神経や馬尾神経の解放
自律神経の乱れ、腰痛・坐骨神経痛、陰部神経痛(肛門、会陰、性器、尾骨) 慢性疲労症候群、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア後遺症、便秘、生理痛、肩こり、体調不良 冷えなど
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